トンネル等のコンクリート構造物は様々な障害により常にはく落の脅威にさらされています。
- 施工時のコールドジョイントや収縮によるひび割れ等の初期欠陥。
- 地震や車の衝突によるひび割れ、剥離等の損傷。
- コンクリートの中性化や塩害、アルカリ骨材反応等による劣化損傷。
そんな脅威によりコンクリート構造物の破片がはく落し第三者に被害を与えます。 はく落防止の必要は言うまでもありません。
旧日本道路公団は「コンクリート片はく落防止対策マニュアル」を制定しこのはく落防止に努めています。
「道行く人が安全に安心して通行できる道路」を維持する事がADOXの願いです。
コンクリート構造物を補強、維持、はく落防止するのがADOXはく落防止ライニング工法です。 以下は、その施工例です。
事例
桜土浦ICランプコンクリート床版
桜土浦ICランプコンクリート床版
圏央道 張出床版
剥落防止
-平成13年完成した常磐道トンネル坑口のはく落防止補修-
コンクリートの表面が荒れ、ひび割れなどが発生。コンクリート小片が浮いて来ている。
原因は振動と鉄筋被り不足、初期施工不良が重なったものである。
1.施工前 状況
2.表面洗浄・乾燥後プライマーを塗布
3.断面欠損部は樹脂モルタルを充填
4.連続繊維シート工 下塗り
5.連続繊維シートを貼り付ける
6.完成