概要
<<粘性土も軟岩も均質に混合できる>>
回転式破砕混合工法は、従来工法に比べて土砂の適用範囲が広いため、従来工法では改良が難しかった土砂も均質に混合できます。その結果、これまでは場外処分していた建設発生土の有効利用が図れるため、環境負荷の低減、工事費事業費コストの削減が可能です。
従来工法では混合が難しかった粘性土も軟岩も均質に混合することができます。粘土塊は細かく解きほぐし、軟岩は細かく破砕して混合するので、安定した品質の土砂を製造できます。
<<従来の混合工法>>
<<回転式破砕混合工法の場合>>
<<工事費比較例>>
比較条件
堤体用材料必要量:60,000m3
不良土発生量:50,000m3
残土処分費:1,500円/m3、良質土購入費:3,000円/m3
回転式破砕混合工法混合費:1,000円/m3
項目 | 数量 | 単価 | 工事費 | |
---|---|---|---|---|
従来工法 | 残土処分費 | 50,000m3 | 1,500円 | 75,000千円 |
良質土購入費 | 60,000m3 | 3,000円 | 180,000千円 | |
合計 | 255,000千円(100%) | |||
回転式 破砕混合工法 |
残土処分費 | 0m3 | 1,500円 | 0千円 |
良質土購入費 | 18,000m3 | 3,000円 | 54,000千円 | |
混合費 | 60,000m3 | 1,000円 | 60,000千円 | |
合計 | 114,000千円(45%) |